平成30年度補正 ものづくり補助金に採択頂きました!
6月27日金曜日17時頃発表があり、当社申請の『仕上げ研削工程集約による少人数生産体制強化事業』が
採択されました。全国14,927社から応募、7,468社が採択、香川県内企業では97社が採択されたようです。
当社案件は従来、複数工程で分かれて作業していたものを工程集約し、連続作業するというものです。
複数工程に分かれて作業しているということは複数の人員配置が必要、機械・道具類も複数セット必要です。
手待ち・停滞箇所も多くなり、リードタイムも長くなりがちかと思います。
工程集約で例えば2工程だったものが1工程に集約できるとすると、2名配置必要だったものが1名の配置
だけでOK、より少人数での工場運営が可能ということになります。
また、人員のスキルUPの意味でも、複数工程を担当する・できるということは、複数工程の知識・スキルが必要、
より価値の高い多能工へと近づくことが可能です。
出来ればルーティン業務は無人化自働化し夜間休日でも稼動する。人は人らしく、昼間だけの稼動で、一段上の新たな
業務に取り組んだり、部下・後輩への指導・教育時間を増やしたり、価値を高める時間を過ごして欲しい。
近年立て続けに当社をご支援頂き恐縮しかありませんが、目指すものは『人は人らしく、より付加価値業務へ』
コンセプトは基本的に同じです。
当社のような中小規模の製造業企業の多くは、少子高齢化・人手不足との戦いに直面していると思います。
人数的に少なくとも、それ以上に一人一人ができることを増やすことで克服できないか?
当社のトライは当社1社だけの話ではなく、日本を支える下請け企業に共通するテーマでもあると認識しています。
当社のトライに再度背中を押して頂いたものと考え、『人は人らしく、より付加価値業務へ』
実現へ向け努力致します。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。