技能検定『機械組立て』職種 訓練風景2021
昨年はコロナ禍により中止となってしまいましたが、2021年度の技能検定受験へ向け、トレーニングを
始めております。トレーニング中の当社社員も、集中した”いい顔”になってきました。
今年は当社OB(現在は当社名誉社員)、”現代の名工”であり黄綬褒章受章者、厚生労働省認定の
「ものづくりマイスター」としても活動している久保秀夫さんにもご指導頂いております。
久保さんの指導スタイルは、ダラダラ長時間トレーニングするスタイルではありません。
覚えるべきことを、覚えるべきタイミングで、短時間で集中したものです。
写真にもありますように、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて・・・」
当社初代の指導スタイルを最も色濃く引き継いでいるものと思います。
スポーツの世界にも共通することであろうと思われますが、チームを強くするには、
強い指導者の存在が必要不可欠、原点に立ち返り、”指導者の指導”ということで
今回指導頂いております。
当社では近年、設備投資を含む先端技術の導入を積極的に進めてきております。
しかし、技術と技能は両輪と考え、技術と技能のハイブリッド企業を標榜しております。
先端技術によって、属人的ではない、人の力量に依存しないものづくりを目指しながらも、
反面、やり方≒方法が分かっても実際にその通りに再現出来るか、
作業者の腕に宿る技能を追求することもものづくりを追求する上で欠かすことのできないもの、
それが、実際にものづくり現場を持つ当社の強味と自負しています。
今後においてもその姿勢を崩すことなく、努力して参ります!