53期目標達成! 臨時賞与支給しました!



10月12日(土)終業後、当社53期の目標達成に対する臨時賞与を支給させて頂きました!

当社は8月末決算、53期の売上目標に対して+2%ほどで着地できました。
増収増益、売上額に関しては過去最高を2期連続更新いたしました。

当社の臨時賞与支給は制度化している訳ではなく、森川ゲージ製作所という同じ船に乗った者同士が、
・部分最適ではなく全体最適の思考・行動を期待する
・掲げた目標を使って各部署各自が戦略を練る、自立自走できるよう成長をマネージメントする
ことを意図して始めた一時的恩恵的支給ですが、半期ごとのフィードバックを始めた48期以降
10回/12機会での達成、達成率83%と、”達成グセ?”も身に付いてきたように自負しています。

とはいえ、全く浮かれている状況ではありません。
購入するモノの価格は高騰しています。売上高2期連続最高更新といえば聞こえは良いものの、
お客様へ、ある程度の売価反映を頂いたことが大きく、外部環境に恵まれた感が強いです。
(恐縮ながら、売価交渉に非常に時間を要すことも多く、十分に反映できたとは言えないのも事実です)


従業員一人当たり付加価値額(労働生産性)の統計によりますと、
統計のネタ元が日本経済団体連合会のもの:中小企業は500万円程度、大手企業は1500万円程。
ネタ元が中小企業白書(財務省加工編)のもの:中小企業はやはり500万円程、大手企業は1000万円程。

同・労働分配率(付加価値に占める人件費の割合)
ネタ元・経団連のもの:平均73%、中小企業81%、大手企業は51.2%
ネタ元・中小企業白書:平均値は非公表、中規模企業80.0%、大手企業57.6%

だそうです。
本当に中小企業は大手企業の1/3しか価値を生めていないのか? 
人手不足、賃上げ賃上げと言われる中で既に労働分配率80%という状況・・・
中小企業の当社にとってセンセーショナルな数値です。

単位時間当たり効率よく利益に繋げる力を付けていくにあたり、
日本的経営の弱さ ”引き算が出来ないこと”があがっていました(※)。
(※2024年5月に経産省より公開された「製造業を巡る現状と課題 今後の政策と方向性」より)

お客様に感謝され適正な対価を頂けるサービスを追求し、手間暇・工数を掛けているのに
当たり前と感謝もされず対価を頂けないサービスについては見直していく。
その分、他社に真似できない当社なりの強味でお客様の課題解決に貢献する
主張する以上、襟を正して努力して参りたいと思います。

ご理解ご協力のほど、今後におきましても変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い致します!