暑さ対策2019 / 当社夏期休暇のご連絡


2019年夏、6月から7月上旬まではむしろ今年は冷夏なのか?といった話題もありましたが、
ここにきて本格的に暑くなってきました。夏本番を迎えております。

近年酷暑が続いておりましたので、少しでも働きやすい職場環境を・・・ということで
マルチキューブエアコン・・・工場内2エリア
スポットクーラー・・・合計12台
グリーンカーテン・・・ゴーヤ植栽による。昨年より立派に育っています

かなり前もって準備を進めておりました。
視覚的にも実効的にも一番効果を感じるのはグリーンカーテンでしょうか?

夏期休暇までもうひと踏ん張り、元気に乗り切って行ければと思います。

※当社夏期休暇 (8月11日~8月15日)

暑中お見舞い申し上げます!




当社創業第一号の仕事『松木庵・釣り鐘の彫刻』、説明パネル設置!



昭和30年1月1日、当社は精密仕上げ技術を基に、ゲージの製造から創業しました。
そして今現在は油圧空圧機器の設計・製造へと第2創業しています。

戦後復興から高度成長期へ向かいつつあった創業当時、ものづくりを大量生産型へ移していくには、
それまでの一つ一つの部品ごと・現場現物合わせのものづくりから、寸法や品質的に均質な
”揃った部品づくり”をすることが必要ではないか?
それには、製造現場で公差通りか良否判定できることが必須ではないか? 
さらには、測定の基礎となる高精度なゲージが必要ではないか? 
そしてそれには、創業者の持ち合わせた精密仕上げ技術が活きるのではないか?
との思いから、ゲージ製作を主業としたと聞いております。

しかし意外なことに、当社創業第一号の仕事は『釣り鐘の彫刻』です。
創業当時、「せっかくなので形に残る仕事が良いのではないか?」というご支援・お世話を頂き、
三木町田中の松木庵様の釣り鐘に、寄進者のお名前ほか鋳造会社、「南無阿弥陀仏」などの文字を
彫刻した、というのが当社創業第一号の仕事です。
ご縁があり、2017年の6月にその釣り鐘をお引取りさせて頂き、当社第2工場事務所に展示しています。

『始まりがあるから、今がある』、これまでの60年間の途方もない積み重ねのうえに
当社の今日があります。これからの60年がどのように変遷していくのか想像さえも出来ませんが、
当社および当社にご縁のある方々に語り継ぐべく、説明パネルを設置しました。
パネル製作には、四国工業写真株式会社様にデザインから配色まで、細かな点まで大変お世話になりました。

ご来訪の際には是非ご一覧くださいませ。今後ともご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。


平成30年度補正 ものづくり補助金に採択頂きました!


6月27日金曜日17時頃発表があり、当社申請の『仕上げ研削工程集約による少人数生産体制強化事業』
採択されました。全国14,927社から応募、7,468社が採択、香川県内企業では97社が採択されたようです。

当社案件は従来、複数工程で分かれて作業していたものを工程集約し、連続作業するというものです。

複数工程に分かれて作業しているということは複数の人員配置が必要、機械・道具類も複数セット必要です。
手待ち・停滞箇所も多くなり、リードタイムも長くなりがちかと思います。
工程集約で例えば2工程だったものが1工程に集約できるとすると、2名配置必要だったものが1名の配置
だけでOK、より少人数での工場運営が可能ということになります。
また、人員のスキルUPの意味でも、複数工程を担当する・できるということは、複数工程の知識・スキルが必要、
より価値の高い多能工へと近づくことが可能です。

出来ればルーティン業務は無人化自働化し夜間休日でも稼動する。人は人らしく、昼間だけの稼動で、一段上の新たな
業務に取り組んだり、部下・後輩への指導・教育時間を増やしたり、価値を高める時間を過ごして欲しい

近年立て続けに当社をご支援頂き恐縮しかありませんが、目指すものは『人は人らしく、より付加価値業務へ』
コンセプトは基本的に同じです。

当社のような中小規模の製造業企業の多くは、少子高齢化・人手不足との戦いに直面していると思います。
人数的に少なくとも、それ以上に一人一人ができることを増やすことで克服できないか?
当社のトライは当社1社だけの話ではなく、日本を支える下請け企業に共通するテーマでもあると認識しています。
当社のトライに再度背中を押して頂いたものと考え、『人は人らしく、より付加価値業務へ』
実現へ向け努力致します。

今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。



『はばたく中小企業300社』に選定頂きました!





先日の6月4日、経済産業省本館地下2階講堂にて、『はばたく中小企業300社』の授賞式があり、
当・森川ゲージ製作所が『生産性向上』部門にて選出頂きました!社を代表して社長・森川正英が臨みました。

香川県からは2社(同じ三木町内の広野牧場さんでした)、四国4県で10社、なかなかの狭き門です。

当社の、ルーチン業務は自動化・無人化・簡素化し、人は人らしく付加価値業務を・・・という取組みを評価頂いての
受賞かと考えますが、難しい取組みで、まだ胸を張れるほどの成果とはいえず依然、課題は山積しています。

当然ですが会場では、”はばたく中小企業”の方々が集まっていました。
お集まりの方々は熱意・向上意欲の高い方々のように見受けられ、いかんせん熱い!
会場はさすが官公庁、省エネのため冷房が効いていない、暑い!
各社の取組事例集も配布されましたが、”はばたく”中小企業というより、”はばたこうと挑戦している”中小企業
というのが適切な表現、その挑戦に対してお国からも背中を押して頂いているものと感じました。

当社も課題山積ながら、克服へ向け挑戦している、ということに関しては胸を張れるのではないかと思います。

受賞を糧に、悲観することなく明るく前向きに、そして愚直に課題に向き合い、挑戦を続けていきます。

今後ともご指導ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。





当社常務・森川和子が旭日双光章を受章しました!




2019年春の叙勲受章者が5月21日付で発表され、長年にわたる香川県労働委員会の委員としての活動に、
当社常務取締役・森川和子が旭日双光章を受章いたしました。

~~~~~~ ”労働委員会”とは? ~~~~~
労働者と使用者の間に紛争が生じた時、話し合いがうまくいかなかったり、こじれてしまって自主解決が
困難になってしまう場合があります。 公平な第三者の意見や判断によって、紛争の解決を早め、労使の間に
しこりを残さないで、よりよい結果を生むための方策が必要となってきます。
専門的な行政機関として、使用者委員・労働者委員・公益委員で構成される”労働委員会”が設けられています。
~~~~~~ ~~~~~

当社の営業活動に全く関係ない活動と言えますが、当社常務は、使用者側委員として12年間活動してきました。
まだまだ少ない女性経営者であること、”使用者”側といえ、出身母体がいわゆる”下請け”、弱い立場に
あることの多い当社のような中小企業であること、大手企業出身者の多い使用者委員の中でも少し違った
視点をもっており、その見識が香川県のお役に立てれば、ということで取り組んできています。

自身が身につけた知識やスキルを、自分一人だけのもので完結させるのではなく、周囲の人にも良い影響を
与えられる人となって欲しい、手前味噌ながら、当社人材育成の理念とリンクしているものと思います。

当社からこういった公の章の受章者を輩出できることは非常に名誉なことです。
表彰者一人の知識とするのではなく共有し、これまでの貢献に恥じない企業活動を継続出来ればと考えています。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。