ビアガーデンin瓦町フラッグ2018
平成29年度補正 『ものづくり補助金』に採択頂きました!
6月29日午後、中小企業庁より発表があり、
平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」に当社申請分が採択されました。
日本全国で、17,275件の申請があり9,518件が採択された、とのことです。
当社の申請タイトルは、『協働ロボット導入による革新的夜間休日連続生産体制構築事業』です。
今回の事業ではタイトル通り、”人と協調または共存することを目的としたロボット”=協働ロボットを導入します。
日本は産業用ロボットの稼働台数が世界1位の国です。ただし、その90%が大手企業で稼働しているそうです。
大手企業でのロボット導入の目的は、いかに人を省き少ない人数で生産出来るか、人を固定費と捉え
固定費を抑えるために可能な限り、人を省くものではないかと思います。
中小企業においてのロボット導入の目的は全く違うと思います。
人手不足をいかに補うか、特定社員に偏る業務負荷をいかに軽減し、新たな・付加価値の高い業務へ
ウエートをおけるようにするか、つまりは人を活かすためのものだと思っています。
当社のある香川県三木町も少子高齢化の町、人手不足は喫緊の深刻な課題です。
中小企業でのロボット導入の成功事例はまだ少ないようですが、当社のような地方の中小企業が抱える
深刻な課題解決を真正面から取り組むもの、なんとか成果を出せればと考えています。
株式会社タダノ様にて工場見学会を開催頂きました!
6月27日、株式会社タダノ様志度工場にて、ラフテレーンクレーン実機見学も含めた工場見学会を
開催頂きました!
タダノ様向け組立部門全員、設計・技術部門の若手中心に当社社員13名が参加させて頂きました。
大変お忙しい中、また、非常に暑い中、タダノ様品質管理グループの方には、資料作成や見学用実機の
ご準備はじめ、当日の見学会中も4名の方に付き添って頂き、丁寧にご案内・ご説明くださいました。
この場をお借りして御礼申し上げます。大変ありがとうございました。
当社が手掛けているのはクレーンを構成する油圧部品・ユニットであり、クレーンそのものを作って
いる訳ではありません。
当社製品は安全面・品質面・機能面、クレーン仕様上の重要部位を任されていると自負しています。
『重要部品だから確実な作業を』、『心を込めたものづくり』・・・言うは易しですが、当社内で当社製品
だけを見ていたのでは、体感としての”重要度合い”はなかなか伝わらないのではないか。
百聞は一見に如かず、実際に当社製品がクレーン実機に取り付いた様子を、特に知識・経験の浅い
若手に、見せて頂けないか、という当社のお願いに、快くお応えいただき今回の見学会は実現しました。
まず座学にて、クレーンについての原理原則(滑車の原理・パスカルの原理・てこの原理)、
ラフテレーンクレーンの構造、そして当社製作部品の実機使用部位・その役割・予見不具合事象の
ご説明を頂き、志度工場内のクレーン組立現場見学、完成実機車にてクレーン動作を見学しました。
見学会後、参加者から『怖くなった』という声を多く聞きました。
『怖さ』の中には、安全や品質上の『怖さ』と、お客様とFace to Faceで互いの顔が見えた関係・
その信用に応えなければならない『怖さ』、両方あったように思います。
信用をやりがいに。恥ずかしくない仕事を。
ものづくりは人づくり、マニュアル化された目の前の作業をこなすだけでなく、幅広い知識を持った
ものづくり人財の育成に注力していきたいと思います!
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
地震お見舞い および グリーンカーテン2018
昨日、2018年6月18日7時58分頃に発生しました大阪北部地震につきまして、
被害にあわれました皆様へお見舞い申し上げます。
早い復旧を心から祈念しております。
さて、現在梅雨真っ只中の四国地方ですが、来たるべく夏に備えまして、
今年は事務所棟西側窓部にゴーヤによるグリーンカーテンを準備中です。
ものすごい成長スピードで、一日で5cm以上成長しているのではないでしょうか?
梅雨明けにはグリーンカーテンが完成しそうです。
少しでも職場環境を過ごしやすく、という試みですが、冒頭の地震含め、事故災害等、
まずは大過なく過ごせますことを祈念しております。
続・段取短縮プロジェクト!
昨年9月よりキックオフしております、当社段取短縮プロジェクトですが、中小機構様ご支援の活動は
第10回目にてひと区切り致しました。
が、モデル部署を当社第2工場の旋盤グループからマシニングセンタグループおよび本社・旋盤グループへと展開し、
第11回目以降もひそかに進行しております。継続して活動しています。
第12回時の活動風景
第13回時の活動風景
そして、直近の第16回時の活動風景
計画通りに作業しようにも、故障などの突発機械停止が多すぎる。
機械は、壊れるのか、管理が悪くて壊しているのか・・・設備保全について根本から見直そう!・・・
と和田先生、社長も含めてメンバー全員で機械の清掃から取り組みました。
30年ほど使用している現役設備も多数ありますが、まずは汚れを落とします。
恥ずかしながら、歴年の汚れが蓄積されており、清掃も一苦労です。
その後も時間をとって機械清掃を続けています。
生産性を向上させ、少人数・短時間での生産体制構築を。
ルーチン業務は自動化・無人化し、人は人らしく、各々のレベルで従来業務よりもワンランク上の業務へと
ステップアップしていく。
AIやIoTの活用によりこれからの機械技術者に必要なスキルも変わっていくように思います。
設備保全力は必須、『考え方』から見直し、取り組み方を更新していきます。
まずは基本づくり、標準づくりを進めています!