Interview 02

製造部組立課会社が誇りとする
機械よりも精密な仕上げを担う。

新卒採用(高卒) 2004年入社

ミクロン以下の仕上げの差が
大きな信頼につながる。

私は組立課で、船舶エンジン部品の仕上げと組立を担当しています。
機械加工課で作った部品の表面をさらに磨き(仕上げ)、
ひとつのパーツとして組み合わせる仕事です。
簡単そうに聞こえるかもしれませんが、
仕上げ工程にはラッピング(鏡面仕上げ)と呼ばれるものが含まれます。
これは仕上げの中でも最上位のもので、
機械で磨いたパーツをさらに人の手で磨いて鏡のようになめらかにする高度な技術です。
多くの会社は機械だけで仕上げを行いますが、
当社はラッピングが可能なことから、お客様の信頼を勝ち取っています。
機械仕上げとラッピングを比べると、ミクロン以下のほんのわずかな差です。
ところが、この差が20年、30年と使われる船舶エンジンにとっては、
万が一の不具合を遠ざける大きな違いとなるのです。

会社のコア技術を担う誇りと
先輩としての責任。

私は、ラッピングの作業を始めて5年目です。
取り組み始めた頃は、先輩と同じように作業しても、
うまくできず途方に暮れていました。
それでも、先輩たちの熱心な指導のおかげでどんどん技術が向上し、今では会社の看板技術を担うことに誇りを感じています。
現在、当社でラッピングができるのは4名。まだまだベテラン社員の技術には及びませんが、今度は私がこの技術を後輩に伝えていく番だと自覚しています。
一方で、現在の仕事だけでなく、組立・仕上げに関する技術を全部覚えたい気持ちもあります。
「わからないことがあったら櫛田に聞け」と言われるような、頼れる存在になりたいですね。

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